キャッツ　東京　大井町キャッツシアター（通算20回目）千秋楽

約3年に渡る大井町キャッツシアターに幕

20回目の記念すべきキャッツ観劇は、大井町キャッツシアターの千秋楽となりました。
チケット抽選に当選ありがとうございます

コアな四季ファン、キャッツファンが集まっている様は凄かった。
開演前からの長蛇の列
層の厚い拍手。
拍手どころがわかってる完璧なるミュージカルファンの姿を見せてもらいました。
友だちには、どんだけのファンと言われるけど、私なんかヒヨコです

キャッツの魅力

そんなコアなファンが当選チケットを持って集った千秋楽公演。
ここでキャッツの魅力を考えて見た。
よく友だちに聞かれる、「１番好きな演目はなに？」と。
悩む質問ではあるけれど、結局、やっぱり、私は「キャッツ」と答えるかも知れない。

ジェリクルキャッツを決めると言うシナリオはあっても、それだけなんです、キャッツって。
泣かせるようなストーリーを持っているのもグリザベラだけ。
だけど、このミュージカルは見た瞬間から虜にさせる”何か”があるんです。
一気に引きこまれる。

「アラジン」のような夢の世界とも少し違う。
「ノートルダムの鐘」のような社会性や感情の内容とも違う。
そして犬じゃダメ、猫なのってところ。
んー、こんなに表現できないものがある？と思うほどに、キャッツは魅力的なミュージカルです。

そして今日もしっかりキャッツに浸りました。
泣けたわ、なんでかわからんけど

マンカストラップ

愛する加藤迪＠マンカスではなく、金本＠マンカス。
ノートルダムの鐘のカジモドでしか見たことがないから、
（キャッツ？踊れるの？）と失礼なことを思っていましたが、素晴らしい。
違和感なかった。
もちろん加藤＠マンカスが見たいけど、もしも、もしも福岡に遠征することがあれば（遠征するんかぃ）金本＠マンカスでも私は大丈夫(笑）

鳥肌が立った金原＠グルザベラの「メモリー」

「メモリー」圧巻です。
シラバブとのハーモニーのあとの大サビ
「お願い　私に触って　私を抱いて　光とともに・・・」

これ聞いた瞬間、自然に鳥肌が立ち、涙が溢れました
これぞミュージカル

キャストについて

横井＠ミストフェリーズ
これまでコリコパットでしか見ていなかった横井さんが、ミストフェリーズでした！
千秋楽でも見れて良かった。
ジェリクルキャッツのイメージのまんま、黒くて小さくてすばしっこいミストでした。
軸ブレのない安定したバレエスキルを感じたし、32回転フェッテはほんとうに素晴らしい

一色＠コリコパット
復帰されたこと、嬉しいです。
小柄猫イメージのコリコパットを変える感じで良かったかも

上川＠ラン・タム・タガー
極めたわねって感じ。完全にセクシータガーでした。

森田＠マンゴジェリー＆片岡＠ランペルティーザ
音楽も演出も変わり、CD聞いてるだけは受け入れがたかったけど、今回は楽しかった。
やはり慣れなのかしら。

奥平＠グリドルボーン
素晴らしい高音に鳥肌

正木＠ガス
今日はほんとうにノッてられたと思います

文永＠マキャヴィティ
今風に言いますよ、「文永＠マキャヴィティしか勝たん」
マキャヴィティは文永さんが絶対に観たい

佐藤＠ボンバルリーナ
初見でしたが、アルトボイスが魅力的なセクシー猫でした。
低めの声の猫も素敵だなと思いましたよ

演出に思う

でもやっぱり最後に言わせて。
私は大阪演出の方が好きです。
もちろん、見慣れていると言うこともあると思う。
なんせ18回も見たから(笑）
だけど、私を虜にした理由のひとつが、１幕の終盤、ジェリクルキャッツが畳みかけるようにダンスするシーン。
大井町キャッツシアターでの演出は、ダンスの激しさが少し落ちた気がするし、短くなったと思う。
「けんか猫」が加わったので、前半自体は長くなったと思うけど。
マンカスパートが増えて嬉しくも思うけど、やっぱり大阪演出の１幕終盤が忘れられない。
今度、福岡はキャッツシアターでなく劇場公演だから、演出はどうするのかな。

早くコロナ感染治まって欲しいな。
客席を出入りしたり、客席と一体化する演出は失くさないで

本日のキャスト

2021 – 06- 20 千秋楽

■初見　　★キャスト違い初見