献杯

エッセイ
エッセイ日々のつぶやき

2022年 5月10日に捧ぐ

頭が真っ白になったけど、どこかで”その日”を覚悟してたから、思っていたより受け止められてる気がしてる。
だけど、日毎に胸が締め付けられるのはなんでやろ?涙は出ないのに。

それがほんとうの願いだったかわからんけど、「皆と集まって飲みたい」って。だからそれを実現できて良かった。正直、私の自己満足やったと思う。それでも、太陽の日差しを、「ええ気持ちや」って。「楽しかった」って。
ごめんやけど、その言葉を信じるよ。
最後に私に、(何かをやってあげられた)って気持ちを残してくれてほんまにありがとう。

出会って23年?
気がついたら四半世紀の付き合いやったんやね。
色んなところに出かけたし、いろんなことした。
思い出したら、笑い転げてばかりの良い思い出しかない。
小競り合いもいっぱいしたけどそれはコミュニケーションのひとつやったね。
なー、先に逝くなんて反則やと思うで
約束したこといっぱいあるのに。果たさんと先に逝ってしまって。
トンちゃんが私に、命には期限があると教えてくれたと思って、残りの人生、やりたいことやるわ。
いろんなことあるし、正直きついなと思うこともあるけど、人生を全うしようと思う。だから私がそっちに行ったら、私を探してや!美味しいお酒用意して待っててや。

何がツライって、未来にトンちゃんがいないことやわ。
遊びに行っても、居ないなんて。
ラインが既読にならないなんて。
まだ、やっぱり受け止められてないかも。
なんかあったら話しかけるけど、あの困った笑顔で、「どうもないて」って言うてな。

たくさんの写真の中で私はこの写真が1番好きやねん。
だからこの写真を持って行って。

今度会うときまで

 

 

コメント待ってます♪