そうだ、京都へ行こう!六波羅蜜寺

京都へいこう
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20120426_2625739[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]  六波羅蜜寺

Add:京都市東山区五条通大和大路上ル東

空也の寺として有名なお寺で、天暦5年(951)に開創された西国第17番の札所です。
また京都には、「京の七福神」を祀られている社寺がある中で、六波羅蜜寺は唯一の女神「弁財天」のお寺としても知られています。
951年と言うと、だいたい平安~鎌倉時代かと思います。

20120426_2625740本堂へ行く前にこんなのがありました。
右の石碑の真ん中に動く石の輪があり、金文字になっているところから願い事をしながら3度まわすと願いが叶うのだそうです。

お寺の歴史としては、第六十代醍醐天皇の息子で、若くして苦修練行し空也となった上人が、京都に流行した悪疫退散のため空也上人自らが十一面観音像を刻み御仏を車に安置して市中を曳き廻り仏前に献じたお茶を病者に授け、念仏を唱えて病魔を鎮められたと言う歴史があるそうです。

20120426_2625762 [wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 空也上人立像

私は、空也上人に会いたくて、ここに来たのです。

念仏を唱える口からは、6体の阿弥陀仏が現れたと言う伝承を写実された彫刻です。(重要文化財)
とても力強く、それでいて優しさを感じる独特の立像だと思います。

また、鎌倉以降の像には奈良・飛鳥時代の仏像と大きく違う点があるそうです。それは「玉眼」。仏像の眼に水晶をはめ込む技法が使われているところです。この空也上人立像にも技法は使われており、像の角度を探って眼を見ると、水晶がはめ込まれていました。

 

20120426_2625790 [wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 平清盛坐像(重要文化財)

鎌倉時代に活躍した彫刻界の黄金期を築いた「運慶」、運慶の長男「湛慶(たんけい)」の坐像。 空也上人作の十一面観音像、弘法大師像などなどあります。
小さな寺ではありますが、本堂と宝物館以外にも、本堂右奥に、「銭洗い弁天様」が祀られています。ザルが置いてあって、お水で清めるのだそうで、小銭を全部清めておきました

 

20120426_2625741[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] なで牛

自分の痛いところ、治したいところを牛の身体で触ると治るのだそうです。

 

 

 

最後に空也上人の言葉を

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

[意味] 一身を犠牲にするだけの覚悟があって初めて、活路も見出せる。

ひとたびも 南無阿弥陀仏と いふ人の  はちすの上に のぼらぬはなし

[意味]一度でも南無阿弥陀仏と唱えたならば、死後、あの世に行って極楽の世界の仏様が乗るという蓮の葉の上に座らないということはない。必ず極楽往生する

 

コメント待ってます♪

  1. 困難身 より:

    なんぼほど身を捨ててんにゃろ?
    浮かんでるぅ?あたし・・・(笑)
    GWに私も京都に行こうと思ってるねん
    もう・・・
    祈るしかないっ!!

  2. nagi より:

    困難身さん
    京都付き合うよぉ~。
    私、御朱印帳を作ろうと思うようになってます。
    こうしてお寺へ行くと偉人に興味を持ってしまいます。空也上人、興味を持ちました。
    生涯の1つの楽しみとして京都を散策したいです。