「ジーザス・クライスト=スーパースター」ジャポネスクVr.を観る

劇団四季
劇団四季観劇記

20090504_688760ずぅ~っと楽しみにしていた「ジーザス・クライスト=スーパースター」(以下JCS-J)の京都公演を観に行って来ました。
ここ数年、四季のJCSはジーザスと言えば柳瀬大輔さん、ユダと言えば芝清道さんが王道のイメージだったので今回の関西公演はぜひこの組み合わせで!っと願いっていたが、下調べ通りユダ役は金森勝(キム スンラ 改)さん。
少々落胆気味で席についたが、なんと席は最高の場所。
一気にテンションがあがった
ジャポネスクVr.開演。
開演と同時にユダが登場。私と視線が合っているように思えて仕方ない。(もちろん気のせいだろうけど)
ユダが歌う苦悩の歌声・・・その瞬間から金森ユダに心酔
四季を役者で見に行くファンもいるだろうが私は違っていた。
四季は歌い方、ダンス、表現方法などを統一されているので、誰が演じても基本的に同じで、レベルが統一されていることが魅力のひとつなので演目を重視していた。
だけど、今日金森ユダと出会ってしまった。
もう一度彼の歌声を聞きたいと思う、ユダ以外の彼も観たいと思う。
それほど彼の歌声は私の心を打った。
話を戻して・・・
ジャポネスクVr.はメイクが歌舞伎メイクである。音楽にも和楽器を使用し、独特の演出をされている作品。エルサレムVr.をまだ鑑賞していないので比較はできないが、残念に思ったのは歌舞伎メイクのせいで演者の表情が詳細までわからないところだ。
今回、金森ユダに心酔してしまったせいもあるだろうが、想像していたよりも主役はジーザスユダと言う感じだった。実際歌うナンバーもユダの方が多い。
とは言え、神としてより人間=ジーザスとして演出された本作品のジーザスの苦悩を柳瀬さんは孤高の演技で見せてくれた。
ラスト、服をはぎ取られいわゆる十字架のキリストとなるシーンの身体の線のなんて美しいこと・・・・溜息がでるほどにキリストでした。
今は、柳瀬さん以外にジーザス・クライストを演じるきれる人はいないだろうと思えるほど。すばらしかった。
モチロン、1ヶ月後にエルサレムVr.も見に行くのだが・・・芝ユダを観たいけど、もう一度、金森ユダを味わいたいと言うフクザツな心境に陥っている。
あぁ~金森ユダのCDが欲しい・・・

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