30回目

エッセイ
エッセイ日々のつぶやき

 

息子の30才の誕生日だ。
最近、自分の老いを(特に目)痛感してるけど、当たり前だよね、息子が壮年期なんだもん(笑)

ある意味、手のかかる子どもだった。
おねしょはひどかったし、算数が苦手で、小2の頃、LD児ではないかと小学校の担任に相談したこともあった。
高2が転機でガラッと変化を起こしたけれど、それまでの16年は、【ただ生きてるだけ】だったって長男(笑)カレらしい表現だけど、でもそんな感じだった。

子育てをほぼ終えた私は、最近、職場の子育てに悩むママたちにいつも言う。
「だいじょうぶ。そんなもん」って。
長男の子育ての話しなら、苦労したこと、悩んだこと、そして(この子はすごいのかも)と思ったことを含めてたくさん話せる(笑)それぐらいいろんなことがあったけど、それが今や獣医で、弟のそらも診てくれるまでに。感慨深い。

1月で現在のクリニックを辞め、勤務地を変えるらしい。
彼女と同棲するとかで、なんだか楽しそうに見える。
良かったなって思う。人生はやっぱり楽しんだもん勝ちだ。
どんな人にも悪いこと、ツライこと、逃げたいことが降りかかるのが人生。だからこそ、楽しい時、良い時、遊べる時、そんな時間を十分満喫して欲しい。

私は常々思ってる。
どんな形で人生の幕をいつ閉じるのかはわからないけど、”人生を楽しんだ”と思って逝きたい。
だから私の座右の銘は、「人生楽しんだもん勝ち」(笑)

誕生日おめでとう。あなたの人生があなたの望むようなものになりますように。
心から愛する息子へ

 

 

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