闘う

お知らせ&余談
お知らせ&余談エッセイ医療・健康日々のつぶやき

ずっと亡くなった父のことを書きたいと思っていましたが、現在、弁護士を立てて話しを進めているので、書けないでいました。

 

急逝の経緯

1/11に亡くなった父は90才でしたので、急逝というか天命を全うしたと思われるでしょう。私も、突然のことでしたが、基礎疾患がある父に、いつ何が起こるかわからない。突然死はあると覚悟していましたので、受け入れていました。

そもそも父は、透析病院及び介護施設職員のコロナ感染を受け、濃厚接触者としてPCR検査をされました。
その結果、陽性に。
症状はなかったものの、90才超高齢、重い基礎疾患(慢性肺気腫、在宅酸素使用と透析)があることを考慮され、ある病院に救急搬送されたんですが、そこでわずか3日で亡くなりました。

搬送先の病院からは全く連絡がなく、私から電話をすると、

●土日祝日を理由に主治医がいない。よって病状説明も治療説明もできない。コロナ患者扱いなので病院に家族が来られても困る

と言う対応でした。
本来、救急搬送を受け入れている以上、病状説明、治療方針を家族に説明するのは病院側として当然の行為です。いわゆるインフォームドコンセントですね。
それができないと言われ、不信感しかなかった。
だが、コロナ渦、私はそれを受け入れ、平日となる火曜日を待ちました。
だが、病院からのはじめての電話は、「状態が悪化したので来れますか?」と言う連絡でした。

病院に駆けつけると、父は2時間以上前に心肺停止で発見され、家族に連絡なしで蘇生処置をされ、安定した状態だが、低酸素脳症だと言うことでした。
はぁ?です。
ですが、コロナによる急変だろうと考えた私は、抜管して自然な形で父を送りたいと希望し、人工呼吸器を外してもらい、1/11の未明に父はこの世を去りました。

 

求めたカルテ開示

だがその後も病院の対応には不信感しかなく、カルテ開示を求めた結果、
●透析をされていない
●状態が悪化しているのに一度も医師が診察していない(看護師も医師を呼んでいない)
●心肺停止になった時点で家族連絡なしで蘇生処置し、その後に連絡している

以上が発覚しました。
コロナ感染で亡くなったと思っていた父の死因は、透析を受けられなかったことによる肺水腫でした。

 

決意

肺水腫・・・苦しかったろうと思います。
親はいつか亡くなるものですが、こんな理不尽な最後は許せない。
医療人として、病院に説明と謝罪、そして治療、看護方針をしっかり改革してもらいたい。

私は明日からその病院と闘います。

 

 

コメント待ってます♪

  1. なん より:

    nagiさん、こんにちは。
    読んでいて胸が痛くなりますね。
    透析患者に透析しないってありえないし、緊急入院したのに説明が一言もなく、低酸素脳症でレスピレーターつけた状態で連絡って、考えただけで辛すぎる。私もコロナで亡くなったと思っていただけに、まさか透析して貰えなくて肺水腫になってしまった結果だとは。言葉もないです。

    それはnagiさんじゃなくても、誰しもがおかしい納得いかないと思いますよ。闘うべき案件かと思います。
    これから裁判は長く厳しい道のりかもしれませんが、応援してますよ。
    でも辛くなったらいつでも吐き出してくださいね。話を聞くことくらいしかできませんが、話してください。私も医療者なので、ある程度の事はわかりますので。

    • nagi nagi より:

      なんさん

      ありがとうございます。
      同じ職業でいらっしゃるので、こんな病院は存在してはいけないと思ったと思います。
      私の家族だけが示談交渉で慰謝料等を受け取ったら良い話しではないと思い、病院を告発するつもりでしたが、その道は、系列病院を持つ大病院相手に簡単になし得ることではないのだと今、身をもって感じています。
      内容証明を出し、病院側が反訴すれば、裁判になります。裁判になれば公になるので、マスコミリークもできるようですが、今回のケースは、慰謝料を払っても示談交渉してくるケースだろうと弁護士。
      示談となれば、その文言に、他言無用が加わり、私はマスコミリークもSNSでの実名告発ができなくなります。
      悩んでいます。

      こんな病院をのさばらせちゃいけません。
      コロナ給付金で肥えた病院です。でもその実はまともに診察、治療、看護もできない。
      むずかしいところです。

      なんさんのお言葉、ありがとうございます。
      また、愚痴などメールするかも知れませんが、どうそよろしくおねがいします。