ポーランド カトヴィツェの住宅事情とぷぃの号泣

日々のつぶやき
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号泣

アパート決まらない問題

日曜日にぷぃ(娘)が号泣して電話して来ました。(現在、ポーランド、カトヴィツェ在住)

10月13日にカトヴィツェに着いて以降、ぷぃはずっとアパート探しをしていたようで、住居が決まらず、一旦、会社がレンタルしてくれたアパート型ホテルに入所していました。

ポーランドは治安は悪くないし、物価も安めだけど、1番高いのが家賃の国。良いアパートがあっても、家賃と希望額が合わなかったり、外国人が理由で契約できなかったりが続いていたようです。そんなある日、会社から、「退職した方の部屋にスライドして入居してはどうか?」との案が。
ぷぃは、「そんな話しがあるなら最初から言ってくれたら良かったのに~」と安堵していたんですが、引っ越しした翌日の日曜。「こんなとこムリホラーハウス」と大号泣して電話がかかったワケです。

聞けば部屋はリノベーションされててキレイなようですが、建物自体が古く、廊下に窓がないにも関わらず電気が点かず真っ暗だと。
「怖いどころの話しじゃない。建物の中は真っ暗で、自分の部屋のドアにたどり着くのにケータイのライトがないと行けないし、どこかの部屋の犬がずっと吠え続けてて、気がおかしくなりそう」と。
こんな部屋でずっと生活するのはムリと言うことで、再び部屋探しを始めることに。

カトヴィツェの住宅事情

ポーランドは、民主主義となって四半世紀経つけれど元は社会主義国。部屋はリニューアルしても古い建物はそのまま使用すると言う欧州あるあるの国。さすがに廊下の電気ぐらい点けてくれよと思うけれど、日本のようにオーナーもすぐに動かないんでしょうね

日本では、家具、電化製品付きの部屋は珍しいけれど、海外ではそれは主流です。
そもそも、外国人労働者が電化製品や家具を買う余裕などないので、家具家電付きはほんとうにありがたいのですが、ポーランドではベッドはソファーベッドが標準装備。寝にくいそうです

カトヴィツェ食事事情

食事にも苦労してるようです。
電子レンジってある程度の先進国では当たり前に使われているものだと思っていたけれど、ポーランドのレンタルアパートには電子レンジはありません。これも驚きのひとつ。
野菜は新鮮じゃないし、お肉は臭い。ぷぃ曰く、「痩せるわ」と。
最近はスパイス等を使って臭みを消してお肉を使う技を見出しているらしいけれど、日本のように少量で、スライスやミンチなどカットもないらしく、困ってるようです。

そんなワケで・・・

運悪く、と言うかわかっていたことだけど冬に突入し、毎日薄暗くて雨が良く降るポーランド。そりゃ気分もあがりませんよね
海外の企業なので、年末年始はしっかりおやすみを貰えるのだけど、(毎週日曜日はお店はほとんど閉まってるそう)友だちがいないぷぃにとっては地獄の2週間以上。

日本を旅立って1ヶ月弱、必死で順応しようとがんばってきて、やっと家が決まり落ち着けると思ったら、ホラーハウスで、もう我慢の限界だったんでしょうだけどぷぃは、「年末年始、航空券も高いし、今、日本に帰ったら、間違いなくポーランドに帰りたくなくなるから耐える」と。
気持ち、すっごくわかるけど、どうしてやることもできない。
とうとう見かねた夫が、「行ってやれよ」と言い出した。
どうやら私、年末年始はポーランドで過ごすことになりそうです

photo: ポーランド、クラクフの中央広場から見た聖マリア教会

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